左官とは、簡単に言うと「柔らかい素材を塗って建物を美しく仕上げる仕事」です。
住宅
外壁・内壁を平らにするコテで壁を作ります。
玄関の床の下地・仕上げなどにも左官が使われています。真っ平らな仕上げ・模様付け仕上げなどにも左官が使われています。
ビル・マンション
床・壁を平らにするコテで模様をつけて壁を作ります。
階段を成形する工事などもあります。
ビルなどの床は全て左官で作られています。
店舗
お店を作る仕事では装飾的な部分でも活躍しています。土壁・漆喰壁・玉石洗い出し仕上げなどの左官の見せ所があります。
お城・伝統建築物
装飾工事
擬岩工事
擬木工事
人造石研ぎ出し仕上げ
左官業の将来は?
エコロジカル
自然素材回帰で左官が見直されています。
- 自然素材の使用:左官は、タイルや石材といった自然素材を使用することが多いため、環境に優しいとされています。また、これらの素材は耐久性が高く、長期間使用することができるため、廃棄物の削減に繋がります。
- 熟練職人の技術:左官職人は、熟練した技術を持っているため、建築物の外観を美しく仕上げることができます。その結果、建物の寿命を延ばし、再建築の必要性を減らすことができます。
- 再生利用の推進:左官は、建築物の改修や修復などにおいて、既存の素材を再利用することができます。そのため、新たに資源を使わずに済むため、環境に優しいとされています。
以上のように、左官の技術や素材の特性などが、エコロジカルな観点から再評価されています。
なくてはならない職業
建築物の需要は常に存在し、建築業界は今後も拡大することが予想されています。また、エコロジカルな素材や技術への需要も高まっており、それに伴い左官職に対する需要も高まっていくことが予想されます。さらに、建築物の老朽化や改装の需要もあるため、左官職には将来性があります。
近年、左官を目指す女性も増えています。全国左官技能競技大会に出場したり、首相表敬訪問した女性もいます。
技能は身につければ一生自分のものです。しっかり技能を身に着け、社会に貢献かつ活躍できます。
3Kと言われたのは昔のこと!
今の職場は工場のようにキレイ!
安全管理もしっかり!
毎日が充実!